丸田美紀(Miki Maruta)●箏・十七絃
長崎県出身。沢井忠夫、沢井一恵、菊雅楽孝子に師事。高崎短期大学音楽科器楽専攻(箏曲)首席卒業。さらに特待生として専攻科に学ぶ。1990年、NHK邦楽オーディション合格。同年より二年間米国ウエスレアン大学で客員演奏家として筝曲、地歌三弦の指導を行う。平成6年度文化庁芸術研修員。1995年、ソロリサイタル開催後、東京を中心に活動も古典曲から現代曲の初演、録音、即興演奏と幅広く、定期的にライブを行いながら、柔軟な感性とその適応力で多岐に渡りコラボレーションを展開、国内外の音楽祭でも高く評価されている。第12回インターリンクフェスティバル(1995)、タンペレ・ビエンナーレ音楽祭(1996)、ポエジズフェスティバル(2003)。1998年、Japan Skyscraper Projectブッチ・モリスのConductionアメリカツアー参加。1999年、第6回神奈川県立フェスティバル「響きのルネサンス」に出演、テリー・ライリーと共演。2001年、国際交流基金の派遣にてチュニジア公演。2009年、NY カーネギーホールにてテリー・ライリー、クロノス・カルテットと共演。2011年、国際交流基金の派遣にて、ベトナム、フィリピン公演。2012年、BURAPHA UNIVERSITY(タイ)にてレクチャーワークショップとコンサート。2015年11月、韓国で行われた第六回日中韓首脳会談の晩餐会において、三カ国を代表する絃楽器、コムンゴ、古箏とともに日本の箏を演奏。ソロCD「鳥のように」をキングレコードよりリリース。現在、古典から現代曲の新作初演、録音、即興演奏等、国内外の音楽祭やリサイタルに、またソロとしても積極的に活動を行うほか、沢井忠夫合奏団団員、 KOTO VORTEXやモノフォニー・コンソート(音楽監督・藤枝守)、Trinity、Den3(2006~)のメンバーとしても柔軟な感性とその適応力で様々なアプローチを行っている。三重大学非常勤講師(2004~)。沢井筝曲院師範として後進の指導にもあたっている。
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