新内流し

富士松延治太夫(Enji-Dayu Fujimatsu)●新内流し
昭和44年、新内勝恵師に師事。昭和50年、新内普及のため新内同好会を発足(会員80名)、新内の演奏会を毎年開催。昭和57年以降毎年、横浜市教育委員会との共同主催で開催。昭和56年、国立劇場「邦楽鑑賞会」出演。昭和57年NHK「邦楽百選」初出演以降続く。 昭和62年、横浜市教育委員会主催の「長唄の会」「小唄の会」の実行委員会に参加。 昭和64年、横浜野毛飲食街で「新内流し」を復活、NHKおよび日本テレビで放映される。平成2年5月、新内協会理事長、富士松長門太夫師の後見で新内節相模派を創設し、富士松延治太夫を名乗る。平成3年、横浜邦楽邦舞家協会を設立。平成5年、横浜市教育委員会主催、子供対象の第1回おもしろ邦楽セミナー開始。平成8年、横浜市教育委員会の行事として、学校の先生を対象にした三味線の研修会を 6月より開催、指導。平成10年、京都南座に出演。 平成12年、新内流しの仕事として料亭やホテルの日本料理店で演奏。 平成16年、NHK金曜時代劇「御宿かわせみ 夜鴉おきん」真矢みき主演に新内を指導。 平成17年、東京都アーティストライセンスのヘブンアーティスト(パフォーマンス部門・音楽部門)ライセンス取得。 横浜市教育委員会主催「語り物芸能を聞く会」、横浜市文化振興財団主催「日本の伝統芸」に出演。平成20年 創流20周年記念演奏会開催。平成21年、第64回文化庁芸術祭参加。

新内流し
新内節演奏家の営業法の一つ。普通2人1組となって、普通三味線の手と、それより高い調子の三味線(上調子)の2丁の三味線で合奏し三味線を弾きながら、街頭を歩いていく。上調子の人は小さいバチで演奏します。この2人で、あの流しの音色は奏でられます。歩行中は節を語らず、流し専用の三味線の手を演奏し、よばれた時のみお店の中や座敷に上がって、または屋外に立って新内節を語って聞かせる。

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