46 吉本章紘
吉本章紘(Akihiro Yoshimoto)●テナーサックス
神戸生まれ。12歳でテナーサックスを手にする。甲南高校ブラスアンサンブル部に所属しビッグバンドジャズに没頭。JAJE主催スチューデントジャズフェスティバル’95年 ’96年(関西)において、二度の神戸市長賞(団体)、二度のベストプレイヤー賞(個人)を受賞する。その後、甲南大学ニューポートスイング・ジャズオーケストラに所属し、コンサートマスターやソリストとして活躍する。2004年、奨学金を得てボストン・バークリー音楽大学に入学。サックス奏法やジャズ理論を George Garzone, Frank Tiberi, Joe Lovanoの各氏に、フルートの奏法をWendy Rolfe氏に師事する。2006年同大学の演奏科を卒業後、2007年より活動の拠点を東京へ移す。横浜ジャズプロムナード主催 ジャズコンペティション2007 に出場し、バンド部門でグランプリ受賞。これまでに出演した主なコンサートは、「Wangaratta Jazz Festival 2010(オーストラリア)」「東京 JAZZ 2009 – Australian Jazz Night」「NHKセッション 2011 & 2013」「第3回サマージャズレヴォリューション」「八ヶ岳ジャズフェスティバル2009 & 2010」「よこはま SUMMER JAZZ 2008」等。近年では、パプアニューギニア出身の奇才ピアニストAaron Choulai氏のクインテット”Sisia Natuna” のオーストラリアツアー(2009年)に参加する他、日本ジャズベーシスト界の重鎮・鈴木勲氏のグループ”Oma Sound”の東日本ツアー(2011年)へも参加。2012年6月、自身の初リーダーアルバム、吉本章紘カルテット『Blending Tone』をORBIT RECORDS (Disk Union) よりリリース。録音メンバーは、吉本章紘(T.sax) Aaron Choulai(piano) 坂崎拓也(bass) 石若駿(drums)。
先鋭的なコンテンポラリー・ジャズから伝統的なブルースまで、違和感無く同居し、聞き手の心に自然に響く魅惑のテナーと評価される。現在、自己のプロジェクトである『Akihiro Yoshimoto Quartet』『Akihiro Yoshimoto × Aaron Choulai – DUO PROJECT』の活動を精力的に行う他、内堀勝ビッグバンド、角田健一ビッグバンド、羽毛田耕士ビッグバンド 等にも参加。様々なライブやレコーディングに参加。2013年9月、自己のカルテットで『NHK FM SESSION 2013』に出演予定。また指導者として、ルーツ音楽院、出口美樹子音楽院(ジャズサックス科、ジャズフルート科、ジャズアンサンブル科)の講師を務める。

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