ウルグンフォト1-3
内モンゴル出身の馬頭琴演奏家・ウルグンにより馬頭琴の本格的な演奏をお届けします。

ウルグン(URGUNBAYAR)●馬頭琴(モリンホール)
内モンゴル出身。1996年9月、内モンゴル大学芸術学院付属中等専門学校楽器及び演奏学科に進学し、モリンホール(馬頭琴)を学び始める。2001年9月、内モンゴル大学芸術学院音楽学部に進学しモリンホール(馬頭琴)を専攻。同時に、内モンゴル・モリンホール(馬頭琴)芸術学院の教師に就任。2005年7月、内モンゴル大学芸術学院音楽学部を卒業、同学のモリンホール(馬頭琴)教師に就任。2009年4月、来日。2009年〜2011年、新潟大学教育学部音楽科にて作曲を勉強。

受賞歴
・1998年、内モンゴル大学芸術学院主催・第1回モリンホール(馬頭琴)演奏コンクール・優秀賞受賞
・1998年、内モンゴル自治区中等専門学校・生徒楽器演奏コンクール準優勝
・2000年、内モンゴル自治区第2期室内楽器演奏コンクール・優秀賞受賞
・2001年、内モンゴル大学音楽盛典・優秀学内歌手選出コンクール『上位10歌手』に評された。
・2003年12月、内モンゴル大学芸術学院主催の第1回『モンゴル族文学作品を音楽で表現するコンクール』・本人作曲による『沙漠の故郷』が銀メダル、『母なる湖』が銅メダル、『揺籃曲(子守唄)』と『運命の馬』が優秀賞を受賞。
・2006年8月、本人が指導した学生が、中国青少年芸術英才選抜全国優勝決定戦(第3期『星星火炬』コンクール)にて一等賞を受賞、本人は優秀指導賞を受賞。

*馬頭琴(モリンホール):ユネスコ世界無形遺産に登録されているモンゴル民族伝統楽器・馬頭琴(モリンホール)の音楽は、日本で「スーホの白い馬」の物語として有名です。モンゴル語で『モリ=馬、ホール=楽器』を意味し、弦は馬の尻尾やナイロンで出来ています。同じく、馬の毛を張った弓で弾きます。弦の押さえ方が、指で弦を横から押すような形になるのが特徴です。モンゴルでは幸運を「ヒーモリ」(風の馬、または天馬)と呼び、モリンホールの音色を耳にした人に「幸運が訪れる」とされ、舞台音楽以外にも結婚式や祝い事には欠かせない音楽となっています。

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