塙美里(サックス)2
塙美里(Misato Hanawa)●サクソフォン
高度な技術を伴い、謙虚なひたむきさと情熱を持つ先進的なソロコンサートサクソフォニスト。前田記念奨学生奨学金を授与され渡仏。U.F.A.M国際音楽コンクール室内楽部門を審査員全員一致の第1位で優勝。(フランス)併せて審査員特別賞受賞。レオポルド・ベラン国際音楽コンクール第1位受賞。第8回パドパ国際音楽コンクールヴィルトゥオーゾ部門ディプロム取得。(イタリア)その他、海外の様々なコンクールで入賞。フランス国立セルジー・ポントワーズ音楽院をサクソフォン科、室内楽科、共に最優秀の成績で卒業。カンブレ音楽院最高課程を審査員満場一致の称賛付きの首席で卒業。パリ13区モーリス・ラヴェル音楽院室内楽科で研鑽を積む。カンブレ音楽院教授ジュリアン・プティ氏の助手を務める。これまでにサクソフォンを原博巳、ジャン=イヴ・フルモー、ジュリアン・プティ、クリスチャン・ヴィルトゥ、ベアトリス・レイベル、ヴァンサン・ダヴィッド、パリ管弦楽団首席フルート奏者ヴァンサン・リュカの各氏に師事。リュカ氏のもとで学んだ経験から自らのサクソフォンに対する技術的なアプローチを微妙に修正し、彼女独自の解釈の世界をより一層深めることができたのである。
塙の音楽的好奇心は尽きることがなく、レパートリーは、バロック時代から現代まで実に幅広い。彼女は、プロコフィエフのフルートソナタやカチャトゥリアンのコンチェルトをサクソフォンで自在に吹きこなしロシア人作曲家の作品にも強い関心を寄せている。室内楽にも熱心で、現代作曲家の新作や、知られざる作品の紹介にも力を注いでいる。その独特の煌びやかな音色と独創的な音楽性で国内外のリサイタルは満員の会場を湧かせている。所有するレパートリーは計り知れない。 現田茂夫氏指揮、日本センチュリー交響楽団とJ・イベールの協奏曲を大阪ザ・シンフォニーホールにて共演。ウィーンフィルの拠点の楽友協会にて現地のオーケストラとサン=サーンスの序奏とロンド・カプリチオーソを共演。ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン、世界サクソフォンコングレス、ottavaラジオ、新聞、TV,、NHK・FM「リサイタル・ノヴァ」に出演。セルマー・パリとヴァンドレン・パリの所属アーティスト。日本演奏連盟増山美知子奨励ニューアーティストリサイタルシリーズに出演。自身の企画コンサート「パリの屋根裏部屋」、独創的なテーマによるソロリサイタルを軸に国内のみにとどまらずヨーロッパ、アメリカ、アジア各国でも演奏活動を継続的に行っている。
2014年オクタヴィアレコードより待望のデビュー・アルバム「エディット・ピアフを讃えて」2018年セカンドアルバム「ロンド・カプリチオーソ」をリリース。(2枚共に世界初録音有り)レパートリーに対する塙の飽くなき探求心は、その多彩なディスコグラフィに反映されている。これらの録音は、塙が今日のクラシック音楽界において将来を嘱望される素晴らしい歳能の持ち主であることが如実に示すものである。2019年北欧国際音楽コンクール(スウェーデン)第1位受賞。2020年東京オペラシティ文化財団B-Cリサイタルシリーズ出演アーティストに選出されている。

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